通年を外して暮らしやすさを考える。
5年前に中古住宅を購入したKさん。部分的なリフォーム工事をしたものの、結露やカビ・シロアリ被害に悩まされ、消費税の増額を前に新築を決断。アレルギー体質の子どものためにできる限り負担の少ない素材をと考え、自然素材にこだわりのある村岡組デザインでの住まいづくりがはじまりました。
K邸の玄関ホールの先にある家族専用の入り口は、そのままファミリークローゼットに直結。大きな収納スペースが玄関先にある理由を聞くと、「衣替えをしなくていい大きい収納が欲しかったんです。初めは私も大胆な案だと思いましたが、使ってみるとその意味に納得です」と奥さん。「収納は部屋ごとにという考えが一般的ですが、個室はすべて1階なので洗濯して各所に仕分けよりも一か所にあるほうが家事効率的にもいいかと」そう話すのはこのプランを担当した村岡さんです。
クローゼットの先は洗面所を経由して浴室と続き、泥だらけで帰ったらそのまま洗い場に直行可能。使い勝手と効率、様々な側面から捉えた提案が、快適さの実感につながっています。