秋田市 / M邸

家族との豊かな時間を育む 自然素材の住まい。

緑豊かな住宅地に建つM邸。シンメトリーな三角屋根の外観はシンプルで飽きの来ない仕上げが印象的だ。
LDKは、カウンターキッチンを中心としたレイアウト。背面の収納部分は引き戸で隠せるようになっており、モダンで落ち着いた印象を高
めている。パイン材にダークブラウンの塗装と漆喰の塗り壁など自然素材をふんだん使用することで、本物の素材ならではの落ち着いた雰囲気が好もしい。施主のMさんは村岡組デザインの社員である。「入社する会社でいずれは家を建てたい」という思いを胸に抱いていた。

自身にも家族にもアレルギーがあるため、「自然素材」「健康住宅」をキーワードに家づくりをする村岡組デザインに就職を決めた。入社して6年。「村岡組デザインで家を建てたい」という思いを貫き、念願のマイホームを手に入れたのが2023年春のことだった。M邸のポイントは年齢を重ねたときにも快適に暮らせるように工夫されている点にある。Mさんの母Nさんの個室である主寝室を1階のLDKに隣接させることで、階段の上り下りがなくても寝室とLDKを行き来できるようにした。普段から家族交代でキッチンに立つというMさん一家。

「それぞれ個室もありますが、寝る前まで家族でLDKにいることが多いですね」とMさん。このレイアウトは家族の仲の良さを反映した結果でもあるのだ。Mさんは、「家を建てたいというのは私自身の願いでもありましたが、母の願いでもありました。だから、家づくりができてよかったです」と語る。新しい住まいが一家団らんのひとときをいっそう豊かにしているのは言うまでもない。
念願のマイホームを手に入れた次にやりたいことは、ペットを飼うことだというMさん一家。近々庭にドッグランを設ける予定だという。
「ミニチュアシュナウザーやトイプードルなど、アレルギーがあっても飼いやすい犬種で探しています。『健康住宅』というコンセプトのお
かげで、シックハウスやそのほかのアレルギーのことをあまり気にしなくて済むようになったのもペットを飼いたいという思いを後押ししてくれました」と話すMさんの明るい表情が、家を持つ喜びを何よりも語っているようだった。

●竣工:2023/4 ●構造・工法:木造軸組パネル法 ●規模 :2階建 ●敷地面積:583.16㎡(176.40坪) ●床面積(総):102.68㎡(31.06坪)/1階 61.28㎡(18.53坪)/2階 41.40㎡(12.52坪) 〈主な設備〉 ●暖房の種類╱エアコン ●給湯の種類╱エコキュート ●バス╱タカラ グランスパ ●トイレ╱Panasonic アラウーノV  ●キッチン╱Panasonic V-Style ●調理器具╱IH ●窓仕様(主なもの)╱樹脂サッシLow-Eペアガラス ●断熱材╱セルロースファイバー ●換気システム╱第3種換気

備考 当社の間取りは、当社独自の設計コンセプトルールによって、設計デザインされております。施工例等の参考間取りをご覧になりたい方は、モデルハウス・相談会にて一部を公開しております。