〝ちょっと高い〞を長期的に見ると、構造の丈夫さ、断熱性能の高さ、メンテナンスのしやすさなど、将来的な心配をぐっと減らすことができるんだということ。それが村岡組デザインで家
づくりをしてわかったこと
カラフルな色づかいがポップな印象のO邸。特にキッチンはピンク、イエロー、ライムグリーンなどの多色使いのインテリアが楽しい。この配色を自らセレクトしたのが妻のEさん。明るいカラフルな配色が好みだというEさんのセンスが光る。
「村岡組デザインでは定番となっている白い漆喰の壁と無垢のパイン材の床は、シンプルな配色だけでなくこうした色彩豊かなインテリアにもマッチするのだと、O邸が教えてくださったようです」と担当営業は語る。県内10カ所以上のモデルハウスの内覧会に足を運んだというOさん夫妻。村岡組デザインに決めたのは、「昔の蔵のように、夏涼しく、冬暖かい住まいです」と説明を受けたからだった。
「説明が丁寧だったし、子どもがなめても大丈夫な素材を使っていることなど、安心できる材料が多いと感じました」とEさんは決め手を振り返る。
Oさん夫妻が重視したのは、家事をしながら子どもを見守ることができるレイアウトだった。1階はLDKが一つになった大空間を確保。造作対面キッチンのカウンターは食事、おやつ、お絵かきや事務仕事など、家族の多様な過ごし方を受け止める空間に。アールを描く下り壁の向こう側はパントリーになっている。ドアなどの仕切りはあえて取り付けず、出入りしやすさと開放感を優先したつくりとなった。 「村岡組デザインの家って、他の家よりちょっと高いかもしれません」とOさん。「でもその〝ちょっと高い〞を長期的に見ると、構造の丈夫さ、断熱性能の高さ、メンテナンスのしやすさなど、将来的な心配をぐっと減らすことができるんだということ。それが村岡組デザインで家
づくりをしてわかったことです」と語る。
広々としたLDKでは2歳になった長男のLくんがのびのびと走り回ったり、大好きな自動車のおもちゃを広げて楽しんだりと新しい住まいを存分に楽しんでいる。「住まいは想像以上に快適だし、見えないところにかけたコストは結果的に高くなかったと実感しています」とOさん夫妻はそろって笑顔を見せた。